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ダイレクトマーケティングブログ

Ralf/

Notice,

※特に中二病・設定厨な記事なので耐性の無い方はご注意ください。

Ralf/

私が演じるラルフは、大まかに分けて2種類あります。「掃除夫であるラルフ」と「掃除夫でないラルフ」です。*1

基本的には前者を選びます。私は掃除夫であるラルフが大好きですので、掃除夫という肩書きで村の設定や雰囲気に矛盾が生じない限りそれを選びます。前者を選んだ場合は、村に合わせて、或いは気紛れに彼の性格を決定します。
しかし、私が後者を選ぶとき、選ばざるを得ないとき、そこには私が持つもう1人のラルフ像が介入します。
ここでは少し、その私が持つ掃除夫でないラルフ像のお話をしたいと思います。


今のところそれに該当するのは、
Ralf=Wain (歪む箱庭 -おとぎ話のたたかい-)
Ralf=Lancelle (Psychedelic Insanity)
この2人です。……と言いたいところなのですが実はもう1人いて、私の小説サイトの「@Three」という小説に登場する高校生のラルフも彼らと同じ、掃除夫でないラルフです。苗字は小説内で登場させることは多分無いのですが「Hartmann」です。
これで3人。共通点を語るには十分でしょうか。


まず、彼らは全員同じ血を引いているということになっています。私の脳内では。
もっとも、それぞれの村(小説)で時代も何もかも違いますので直接の面識はありませんし、相手の存在も知りません。
孫とかそんな近い関係でもありません。B紙いっぱいに家系図を書き出してもぎりぎり名前が出てくるかこないかというくらいの遠い遠い親戚です。親戚と呼べるほど血の繋がりもないかもしれません。
原初の、千年ほど前の先祖が同じだった。きっとそれだけの関係に過ぎないのです。ただその先祖の名前も、また、ラルフだったと。設定はしていませんが、きっとそうだったのだろうと思っています。


次、彼ら全員を知っている人なんて恐らく私以外にいないと思うのですが、いるとしたら多分まずこれに気づいたのではないでしょうか。
全員医学関係者です。ウェインのラルフは「精神病の研究者」、ランセルのラルフは「麻酔科医」、ハルトマンのラルフは「医学部の学生*2」です。そして、これから4人目の「掃除夫でないラルフ」を生み出すことがあれば、恐らくその彼も何らかの形で医学に関わっていることでしょう。
何故か、と理由を問われると少し困ります。きっと私の中で掃除をしていないラルフは、皆白衣を着ているのかもしれません。不思議なことに、あまり想像ができないのですが。


それから、家族構成や境遇にも類似点があります。ラルフには弟が1人いて、ラルフより先に死亡します。ハルトマンのラルフの弟は@Threeの時点、また、その後書くかもしれない続編の時点では健在ですが、後日何らかの形で死亡します。それはもう私の中で確定事項です。そして、ラルフ自身も夭逝します。死亡描写が完了しているのはランセルのラルフのみですが、ウェインのラルフも、ハルトマンのラルフも、ランセルのラルフと同じぐらいの歳になる頃に自殺します。そう、予定されています。決められています。血によって。弟の死と、自らの死で、自分達の家族を、血を、枝葉を、これ以上伸ばさないように折ってしまうのです。
特に人の狂気を見たランセルのラルフはその傾向が顕著で、それこそ、自分の身体のひとかけらだって、移植という形で他者に譲るのを拒んだのです。思いの断片を辿られたくなくて日記も遺書も書かず、それでいて、事件として警察にきっちり調べられないように、自殺としか考えられないような状況で死にました。ウェインのラルフやハルトマンのラルフは遺書くらい書くかもしれませんが、それもきっと抽象的なものでしょう。自分が自殺に至るまでの経緯を事細かに記したりはしないはずです。



性格も似ています。血は争えないのです。患者やさして親しくない人には必要以上に丁寧で、身内だけになると急に口が悪くなるという特徴があります。しかし、悪態の量が増えれば増えるほどそれは愛情表現となります。特に、死さえも罵る相手には口とは裏腹に心の中では最上位の敬意と、怒りを感じています。敬いはあるけれど、それ以上に許せないことがある。ハルトマンのラルフはまだこんな状況には至っていませんが、きっといずれベネットが壊れます。そして壊れたベネットがその命を終えたとき、ハルトマンのラルフはきっとベネットのことを口汚く罵ることでしょう。*3


ちなみに、今まで出てきた3人は全て分家の人間です。呪われた血を脈々と受け継ぐ「ラルフ」の生まれない本家がどこかにあり、その血を、絶やすどころか濃くしています。適当なところで勘当やら家出やら、はたまた普通に結婚やらして苗字が変わり、更に何世代かを経て「ラルフ」が誕生するわけです。ラルフの生まれた家は漏れなく途切れます。しかし、お互い親戚かどうかもわからないくらいに遠く離れてしまった、有名人でもない家のことなど調べようもありません。ラルフを生めば滅びる、そう、決まっていてもそれを知る機会はないのです。

本家の話が語られる頃には、恐らく私は人狼議事、或いは人狼というゲームから手を引いているでしょう。その日がいつ訪れるかわからない限り、彼らはまた、どこかの村で生まれて、死ぬのです。


そして、最後に。当たり前ですが外見が酷似しています
そりゃあそうですよね。キャラチップが同じなんですから。という夢の無い話。



同一人物設定は、人狼BBSでやったことがあります。ニコルですね。彼女が処刑されて旅が終わるまで、彼女の村から村への放浪は続きました。
ですが、類似点が多いだけの別人をこれだけ何度も繰り返すことに何か意味があるのか、私にもよくわかりません。
単に「こういう設定のキャラが好きだから」と言い切っていいのかもよくわかりません。そもそも、私は掃除夫のラルフも大変気に入ってますし、ラルフでないラルフだって気に入っています。
そして、ベネットやテッドに同じ設定を与えるつもりは全くありません。
Psychedelic Insanityでキャラの第二希望をイアンにしましたが、イアンになったらお調子者で腹黒い医師キャラになる予定でした。……ちなみに、先程から話している3人のラルフは、口こそ悪いですが、根は案外素直です。腹黒くもないです。


何度も何度も、似たようなラルフを生み出しては殺し、生み出しては殺し、……何か、意味があるのでしょうか。
ひょっとしたら、彼は、彼らは私の代わりに生まれ、死んでいるのかもしれません。



今夜は、私が生んで殺してしまった彼らに祈りを捧げながら眠ることにします。
そしてまた、私の望むように、生まれてきてと願いながら。おやすみなさい。

蛇足

それぞれの苗字の元ネタなのですが、ウェインのラルフは統合失調症を患った画家、ルイス・ウェインから。*4 こちらは村自体が精神病を扱った村なので、それに沿ったセレクトでした。*5
ランセルのラルフは特に元ネタはありません。というのも、元々予定していた苗字が他の参加者の苗字と微妙に似ていたので、ややこしくならないよう急遽変更したからです。元々予定していた苗字はいつか使う可能性があるので温存します。こそこそ。
ハルトマンのラルフは、……ここで「エーリヒ」という人と「エドゥアルト」という人で軍オタか東方オタか分かれそうなのですが、残念ながらどちらでもないです。*6自我心理学の第一人者、ハインツ・ハルトマンから取っています。 こちらは半分以上趣味で決めました。しかし、ラルフとその弟は双子設定ですが、自我の部分において大きく異なっています。そういう意味ではまあ、間違ってないかなー、とは。思ってますがやっぱり半分以上趣味なのでこじつけです。

*1:「ラルフではないラルフ」(雨宮宗治みたいな)もありますが、「ラルフ」の話ではないのでここでは省かせてもらいます

*2:厳密にはまだ高校生なのですが、医学部に合格したことは本編で明記しています

*3:そういえば暗黙のうちにベネットの死亡も決まってる?じゃあ生き残るのはフィリップだけになってしまいますね。ご愁傷様

*4:名前を知らなくてももしかしたら彼の猫の絵は見たことがあるかもしれません

*5:弟が画家志望設定だったのは、村内で別の理由を語った気もしますが、こちらの理由もあったりします。にひ。

*6:前者は「黒い悪魔」と恐れられた軍人、後者は「無意識の哲学」で有名な哲学者であり、古明地こいしのテーマソング・ハルトマンの妖怪少女の元ネタです