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Portal:siro

ダイレクトマーケティングブログ

中間の間に考えてた村妄想「コドクノコ」

孤独は山になく、街にある。 一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の”間”にある。

三木清

はじめに

この村では架空の病気(精神病)や、鬱、妄想、などの要素を含みます。
それに伴う精神的グロ描写も許可していますので、苦手な方は閲覧をお控えください。

コドクノコ

某国首都・トーキョー。最先端の技術デバイスと徹底した個人主義がこの街に招いたのは「コドク」という名の病だった。
「コドク」は人の心を蝕み、大量の自殺者と、不器用に人との触れ合いを求めた結果の犯罪――傷害、詐欺、ストーカー、強姦など――を生み出した。
「コドク」な人に近づけば、最悪自分の身が危険に晒される――そういう考えが世間一般に浸透し、ますます人を「コドク」と疑心暗鬼が飲み込んだ――そんな時代の話。

とある大学の研究チームが「コドク」に効く薬を開発した。
まだ実験段階だが、実用化されればこの街を蝕む「コドク」から人々を救うことができるだろう――。

そして「コドク」の症状を持つ十数名の若者が政府からの治験に参加するよう命令された。
この薬の怖ろしい副作用も、知らないままに。

世界観・コンセプト

「孤独」「人とのふれあい」「狂気」をテーマにした完全RP村です。
舞台は近未来パラレルワールド現代社会以上に人と人との繋がりが希薄な社会です。村建てが想定しているのは例えば、

  • ほぼ全てのものが通信販売で買える(金さえあれば外出する必要もない)
  • 共働きや生活リズムが個々人でばらばらなのは当たり前
  • 家族の団欒などはもはや珍しい光景、孤食の子供なども普通
  • 学校や会社でも必要最低限の付き合い以外はなくなる、学校は行きたくなければ通信教育、会社も行きたくなければ在宅ワークも可能
  • 他者が困っていても見て見ぬふりというのが当たり前
  • 人とただおしゃべりするだけのカフェ・ライブチャットが大盛況(キャバクラ、メイドカフェが更に進化した形)
  • リアルに親友と呼べる人はいないけれどメール友達ならたくさん
  • 構われたいが故の売春、軽犯罪などの不良行為を行う子供の増加

など「うわべだけ、機械越しの人と人との交流はそれなりにあるけれど、本当に理解しあえる人同士の関係は非常に少ない」世界を想定しています。

コドク

この村の「コドク」とは、一般的な「孤独感」が生活や行動に支障が出るほどに悪化した場合につけられる病名です。架空の精神病の一種だと思ってください。
孤独感が強すぎて異常なほどに世界から取り残されたように感じる、孤独感が強すぎて他者から必要とされていない・生きている意味などないと感じる、自分は孤独であるという意識が強く他者から親切にされても素直に受け取れない、孤独なあまりに妄想の中に友達を作りだし、現実の人付き合いが上手くできない……などの症状があり、精神科医から認められれば「コドク」と扱われます。

医師に診断されていないだけでコドクの症状を持っている人もそれなりにいます。また、本当に人のぬくもりや触れ合いを知らないが故に自分がコドクであることも理解できていない人もいるかもしれません。

PC設定

PCは「十代〜二十代前後の孤独な人間」です。

  • 学校で友人ができない、天涯孤独である、孤高の天才で周りから距離を置かれている、等なんでもよいので「PCが孤独である理由」をそれぞれ設定してください。
  • 孤独であるという自覚はあってもなくても構いません。
    • 例えば、友達が沢山いるから私は孤独じゃないと思っているキャラでも、心のどこかではそれらの付き合いは全て上っ面なものだと知っているなどもOKです。
    • (本当に分かりあえている恋人がいる、家族がいる、心から満たされているというキャラはご遠慮ください。逆に、家族、恋人がいてもなお強い孤独感を感じているキャラならばOKとします)
  • 医者から「コドク」の診断を受けていてもいなくても構いません。
  • 性格設定は任意ですが、赤の他人にも心底親切にできるキャラ、などだとこの村では少し動きにくいかもしれません。自分のことだけに精いっぱいなくらいでちょうどいいです。
  • 村設定上、PC同士で(正負問わず)深い事前縁故は結ばないようにお願いします。せいぜい「顔を見たことがある」「同じ学校の生徒」程度にしてください。

役職設定

編成は現在未定。
決まっているものからつらつら書きます。

村人:普通の治験者です。
薬がそれなりに効いて、孤独感がある程度は緩和されたようです。同じ治験者とも仲良くなれるかもしれません。
(どの程度効いているかの幅は各PCにお任せします。殆ど効いていない、もOKです)


首無騎士:薬が変な方向に作用した治験者です。
孤独感が寧ろ強化され、病的に人を求めるようになります。
人と一緒にいるときは普通ですが、相手が何らかの理由で離れてしまうと「見捨てられた」「孤独にさせられた」という思い込みを起こし、それこそ相手を縫いとめてでも一緒にいてほしい、孤独にしないでほしいと思うようになります。(いわゆる「ヤンデレ」に近い)
離れてほしくないと求める一心で、相手を動けなくしたり、或いは殺したりしてしまいます。
また、特定の人(首無騎士仲間)の心の動きに過敏になります。誰かが赤ログで感情を描写すれば、それは遠く離れたあなたの心にも響いてくるでしょう。
(赤ログについて補足:テレパシー能力がつくわけではないので、テレパシー(念話)は不可とします。具体的な理由まではわからないけれど、感情の動きが伝わってくる、シンパシー程度に扱ってください。 ただし、物理的・時間的に同じ場所に居る場合に小声で会話するのは可能です)


占い師:薬が全く効かなかった治験者です。
薬が効かなかったから、あなたは孤独なままです。孤独故に、あなたは情に流されることなく正確に場を判断することができます。事件が起きたとき、あなたはあなたの為に、犯人を捜し出すことができます。
逆に言えば、あなたが望まなければあなたは犯人を探さなくてもかまいません(その場合は、占いはパスを選択してください。また、初日は事件が起きていませんのでパスorダミー占いとしてください)


賞金稼:薬が変な方向に作用した治験者です。
首無騎士ほど病的ではありませんが、それでも誰かひとりを執拗に求めるようになります。そして、自分がその人と離れなければいけないと知ったとき、あなたはその人を道連れにするでしょう。――その相手の意思がどうあれ。
(「誰かひとり」は死ぬまでに決定していれば誰でも構いません。決定していない間はパスを選択してください。また、決めた相手が先に死亡した場合、新たに相手を探してもよいですしずっとパスし続けても構いません。


守護者:薬が変な方向に作用した治験者です。
首無騎士ほど病的ではありませんが、それでも誰かひとりを執拗に求めるようになります。あなたは相手との仲を引き裂かれないようにと相手を守ります。――その相手の意思がどうあれ。

村の流れ

プロローグ

PC達の背景がそれぞれ語られます。PCはなぜ孤独で、どのように日常を過ごしているのかを描写してください。

また、この時点であなたには政府から治験の案内が来ています。それに対してのリアクションをしてもよいでしょう。治験の詳細は天声で落としますが「家族以外には治験参加のことを教えてはいけない」「拘束期間はおおよそ3〜1週間程」「その間の費用やら諸々は全て政府持ち」などの連絡事項も事前に伝えられていることとします。

  • 他PCとの交流はないほうが望ましいです。
    • そのため、プロローグはなるべく短くする予定です。
  • プロローグ中、ダミーは無視してください。
1d

舞台は某大学病院内の施設に移ります。
あなたは薬を投与された後、眠ってしまいました。(ここまで説明は天声で入れます)
目覚めると周りには知らない人間(他PC)、そして研究者(ダミー)がいました。
全員の目覚めと体調不良が無いことを確認してから、ダミーは薬の作用を見るので数日間ここで共同生活を送ってくださいと言い、立ち去ります。薬が全く効いていないPCがいることや、薬の副作用によってかえってコドクが悪化してしまったPCがいることに、気付かないまま…。

  • プロローグと1dは日と場所が変わりますので、プロローグのロールはプロローグのうちに締めてください。
  • 薬を投与された描写はしなくてOKです。よく覚えていないなど適当にぼかしてください。
  • 施設内には、二人部屋が人数分、共同キッチン、24時間使用可能な男女別の共同風呂などがあります。携帯電話など外部の人間と連絡を取れる手段・テレビや本など1人で時間つぶしができるものはありません。その他必要な設備は適当に増やしてください。
  • 施設に関して困ったことがあれば、ダミーを呼び出すことができます。基本的にダミーは施設内どこかに設置されたカメラ越しにPC達を見ています。
2d

深夜、施設内に様子を見に来たダミーが殺害されます。
不調により監視カメラには犯人が映っていませんでしたが、施設の出入り記録から犯人が治験者の誰かがあることまでは特定されました。研究者達は薬によってコドクが悪化した治験者がいると恐れ、薬の効果が切れるまでは隔離しようと施設の出入り口を閉ざしてしまいます。

  • 首無の誰かがダミー殺害に動いてください。
  • ダミーの遺体はNPC研究者が回収します。
  • 1dの間にささやかながらに仲良くなった(かもしれない)他の治験者の誰かが殺人者だということに大いに怯えてください。疑心暗鬼は更なる孤独を招き、そして、首無騎士の孤独感を一層強めていきます。
3d以降

ついに、治験者の中からも死者が出てしまいました。研究者達に「見捨てられた」あなたたちは、自力でこの状況を解決するしかなくなってしまいました。

  • 研究者達は「薬の失敗」という事実を隠ぺいするためにPC達を完全に見捨てることに決めました。以後、誰が死のうと研究者達は不干渉です。
  • 後は各々好きに動いてください。
エピローグ

そしてある日の朝、監視カメラに向かって生き残った治験者が訴えます。
「もうここには脅威はない。ここから出してくれ」――。
――その訴えは、コドクに蝕まれた殺人者を全て殺した人間のものでしょうか。
それとも、全員殺してしまって本当にコドクになってしまった人間のものでしょうか…?

  • どちらが勝利しても、生き残りが出たいと訴えれば出ることができます。
    • 訴えなければ施設の中で朽ち果てます。施設の中でコドクを癒してくれる相手を見つけたならそれもまたよし。
  • 簡単にロールを回した後、中身発言解禁になります。

吊り襲撃の扱い

吊り襲撃はPC/PLどちら始点でも構いません。

襲撃:コドク故の殺害

「一緒にいてほしい、離れてほしくない」「自分のほうを見ていてほしい」「私と○○の仲を引き裂こうとしているヤツだ」など理由を付けて殺害してください。殺害するつもりはなかったけれど傷が思ったより深くて結果的に死んじゃった…でも構いません。
また、双方の希望・合意があれば殺害でなくても構いません。(それでも、被襲撃者が自力で動けなくなるくらいには傷つけてください)

処刑:コドクの中のコドク/コドクの中の殺意

コドクの中のコドク:
殺人者だと疑われ、施設内の何処かの部屋に閉じ込められます。元は赤の他人だった人間に対して疑いが晴れれば出してもらえる、という希望を持ち続けるのも難しいでしょう。自殺しても構いません。食料と水がなければ、どの道衰弱していきます。

コドクの中の殺意:
殺人者だと疑われ、もしくは何らか別の私怨で殺害されます。


どちらかは流れによって決定してください。

諸注意

  • 恋愛村ではありません

首無・賞金稼・守護者の感情は恋愛っぽくも見えますが、恋愛である必要はありません。友情でも、恩情でも、親心(のようなもの)でも、それこそ本人にすら何なのかわからない感情でもよいです。

  • 心理描写が必然的に多くなる村ではありますが、1d以降は頑張って他PCと交流してください。
  • 絆で動きを制限したくないので、絆系役職は現在入れる予定がありません。