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ダイレクトマーケティングブログ

割とくだらないネタを書いてた

そういえばAPH×BRを完全に放置し…(ry
飽きっぽいのはよくないですね。最近、全然「1つの作品」が完成しない。

APH×人狼輪廻

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――とある昼下がり、日本。


韓国:日本、日本ー!俺と一緒にゲームするんだぜゲーム!
日本:はあ…ゲームですか。私今忙しいんでできれば後にしてもらえ
韓国:(無視)その名も同盟ごっこなんだぜ!俺が考えたゲームなんだぜ!
日本:ネーミング安直すぎませんか…。それから、私忙しいんで後で
韓国:(無視)まず参加者は4つのチームに分かれるんだぜ!国がチームに分かれるんだから「同盟」って名づけるんだぜ!で、敵の同盟を全て倒したら勝ちなんだぜ!
日本:えと、倒すって具体的にはどう……格ゲーだったりするんですか?
韓国:日本遅れてるんだぜ。これからはアタマで勝負なんだぜ!だから、推理合戦なんだぜ!
日本:………ええと、やっぱり私忙しいのでまた今度で…。
韓国:(無視)じゃあ後1時間で来るんだぜ!皆もう集まってるんだぜ!じゃあ!


ガチャ、ツーツーツー


日本:………………なんなんですか、一体…。



――1時間後、某会議室。


日本:そして、しっかりと来ている私が恨めしい…!
イタリア:あ、にほん、にほーん!日本も来てたんだねー。
日本:イタリア君…?イタリア君も韓国さんに呼ばれたんですか?
イタリア:え?違うよー。俺は美味しそうなパスタがあったから、ふらふらーって歩いてたらいつの間にかここに来てたんだー。そしたらドイツもいたんだー。
日本:ドイツさんも?
ドイツ:……………ぶつぶつ…。
日本:…ドイツさん?何を…見ていらっしゃるのですか?
ドイツ:ん、ああ日本か。これはだな、さっき配布されたルールブックだ。ルール説明はあるらしいが開始前に一読しておこうと思ってな。
日本:はあ……って、ドイツさんもゲームに参加するんですか?
ドイツ:優勝者にはビール1年分が贈呈されると聞いてな。
日本:は、はあ…そうですか。(本当ですかねえ…)
日本:ん……向こうにも見知った顔が。ちょっとご挨拶に…。


韓国:あーあー、皆よく来てくれたんだぜ!


日本:あ…もう時間ですか。
韓国:今からルールを説明するんだぜ!まず4つの同盟に分かれて、自分達以外の同盟を全部潰したら勝ちなんだぜ!
日本:(それってさっき言ったことと同じのような…)
カナダ:あ、あのー…正直、その説明じゃ全然わからないんだけど…。
イギリス:今何か聞こえたか?
ロシア:いやー?僕には何もー?
アメリカ:もっとちゃんと…もぐもぐ…説明してくれないとわからないよもぐもぐ。
イギリス:お前はいい加減に食うのやめろ!
オーストリア:…仕方がありませんね。ルールブックの読み上げになりますが、私がご説明しましょう。


オーストリア:まず、参加者全員でクジを引いて4つの陣営(同盟)に分かれます。同盟は緑、赤、黄、青の4種類。ここから、自分達の同盟が生き残るために他の同盟に所属している国を全て倒す、というのが基本のルールになります。
オーストリア:倒し方は2種類ありまして、まずは「投票」です。「この国はこの(緑、赤、黄、青のいずれか)同盟の国だ」と告発投票します。もしその予想が当たっていればその票は有効票として扱われ(外れていたら無効票となります)、有効票のうち最多票になった国がゲームから退席させられます。全員退席させられてしまった同盟は、その時点で負けです。
イタリア:ヴェー、しっつもーん。最多票の国がいくつもあったらどうするのー?
オーストリア:その場合は……ランダムで1国に絞られるそうです。


オーストリア:次に「襲撃」です。これは「赤」の同盟に所属している方々だけが使えるもので、「赤」以外の同盟に所属している国を一国、強制的に排除することができます。
ちなみに先程、自分達の同盟以外の国を全て倒すと言いましたが、「赤」同盟だけは「赤同盟で生き残っている国の数≧他3つの同盟で生き残っている国の数」となったとき勝利となります。
スペイン:えーそんなん赤同盟めっちゃ強いやん。
オーストリア:それがそうでもないんですよ。意外とこのゲーム、バランスが取れてましてね…。えっと…(ぱらぱら)


ドイツ:よし、読み終わった。ここからは俺がやろう。
オーストリア:ああ、続きをやってくれますかドイツ。お願いします。
ドイツ:先程赤同盟の特殊能力について話があったが、他の3つの同盟にも特殊な能力がある。まず、緑同盟からだ。
ドイツ:緑同盟には、1.匿名掲示の使用、2.守護者の存在、3.投票比重の恩恵がある。
ドイツ:まず1つめだが、「緑同盟の誰か(但し、守護者を除く)」として匿名で全員に向けて発言することができる。これは例えば…緑陣営が、特定の誰かの同盟情報を掴んだ場合「あいつは○○同盟だ」と告発したり、デマを流したり…色々なことができるらしい。
イタリア:ドイツードイツーじゃあ、俺絵描くよー。
ドイツ:ダメだ。そんなことしたらイタリアが緑同盟だってバレバレだろう。次の日に投票されるのがオチだぞ。
イタリア:あ、そっかー。


ドイツ:2つめに『守護者』という役割を持った国が同盟に加わる。この守護者というものは、赤同盟の「襲撃」からどこか1国を守ることができる。ただし、緑同盟の国は守れない。
フランス:他同盟を潰すのに、他同盟の国を守るってのは、不思議な役割だな。
ドイツ:そうだな。…例えば、赤同盟の力が強くて、もうあと1国が彼らによって滅ぼされたら負けてしまうというときは守護者が役に立つときがあるだろう。逆に、赤同盟が他同盟を潰していくのを利用するために敢えて守護者が襲われそうな国を守らないという手もある。臨機応変に、だな。


ドイツ:3つめ、投票比重の恩恵だ。先程、投票について話があったが、実は「1票」は全て平等に「1票」として扱われるのではなく、各同盟によって差がある。青同盟と黄同盟は比重が1.0だが、赤同盟は1.1、そして緑同盟は1.2だ。
カナダ:つ、つまり、青同盟の国が投じた1票と緑同盟が投じた1票では、緑同盟の票のほうが重視されて、排除される国が決まるということですか?
ドイツ:ああ、そういうことだ(誰だ…)


シーランド:全く、ムキムキは話が長いのですよ!ここからはシー君に任せるのです!
イギリス:あっ!?お前も呼ばれてたのかよ!?
シーランド:赤同盟についてさらっと説明するです!赤同盟には1.襲撃、2.智将の存在、3.投票比重の恩恵、4.特殊勝利条件という特殊能力があります!
シーランド:1はさっきの話の通り、赤同盟以外の国を強制的に排除することができます。ただし、投票によって既に排除された国と、守護者に守られている国は排除できません!
シーランド:2はですね、赤同盟の中にいるかしこい国のことなのです!智将と呼ばれる国が『襲撃』した国がどの陣営に属していたかがわかるのです!ただし、これも1と同じで投票によって既に排除された国と、守護者に守られている国はわかりません。
シーランド:3と4はさっきあのムキムキとくるんが説明したので省略です!


スウェーデン:ん。次は俺か。
フィンランド:わああああああ!!大丈夫です!僕代わりに読みますから!読み上げますから!!
スウェーデン:……んだべか(←実は読みたかった)
フィンランド:えーえっと、黄同盟についてですね!黄同盟の特殊能力は、1.占い…あれ?占いだけです。
フィンランド:黄同盟には占い能力を持った国が1国だけありまして、その1国は他の同盟の国を占って、「赤同盟かそうじゃないか」を知ることができます。
ロシア:なるほどねー。赤同盟だってわかればそこに票を集中させればいいし、赤同盟じゃなくても、赤・黄同盟じゃなければ、あとは緑・青同盟の二択だから他同盟を排除する手がかりを多く持ってる同盟、ってことなんだね。
フィンランド:え、ええそそそうですね!!


中国:最後は我あるか。青同盟について説明するある。特殊能力は1.呪い、のみあるね。
中国:投票によって排除された同盟国が、呪いの能力によってどの同盟に所属していたかわかるある。黄同盟の占いと違って、何色同盟かというのがはっきりわかるあるよ。
中国:また、この能力は青同盟の国全部が持ってるある。


スイス:つまり…まとめると、緑同盟:襲撃妨害、投票比重など場に直接影響する能力を使って勝利を目指す、赤同盟:邪魔者を能動的に排除して勝利を目指す、黄同盟:今生き残っている国の情報を多く掴み勝利を目指す、青同盟:退席した国の情報を多く掴み勝利を目指す、こんなところであるな。


韓国:それじゃ、ルール説明も終わったところで早速くじを引くんだぜ!


参加国:イタリア、ドイツ、日本、アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシア、スペイン、南イタリア、オーストリアプロイセン、スイス、フィンランドスウェーデン、カナダ、シーランド


【緑(村人)陣営5】村:日本、ロシア、カナダ、スイス、狩:プロイセン
【赤(人狼)陣営4】狼:中国、南イタリア、ドイツ、智:スペイン
【黄(占師)陣営4】占:イギリス、見:オーストリア、アメリカ、フランス
【青(霊能)陣営4】霊:フィンランドスウェーデンシーランド、イタリア


韓国:ん?なんか紙が…。『元ゲーでは囁き、共鳴、念話等で同盟間の作戦会議を行いますが、「テレパシーとかねーよ!」とか思ってもさらっと脳内補完でお願いします。画面上では、同盟間やりとりはそれぞれ文字色が変わります』……何なんだぜ?
韓国:あっちなみに俺は審判なんだぜ!日本が負ける様を公平な立場から見守るんだぜ!
日本:こ、公平…?
韓国:それじゃあ早速味方と顔合わせするんだぜ!はじめっ!


【緑】
日本:………緑…。…お仲間は、誰でしょうか…。
カナダ:あ、あの、僕です!カナダです!
ロシア:僕もいるよー。
スイス:我輩もだ。で、守護者は誰なのだ。
プロイセン:俺様が守護者だ!俺がいる限りもう勝ったも同然だぜ。
ロシア:じゃあ、作戦会議始めようかー。


【赤】
中国:我輩が赤あるか。丁度国旗の色ある。
ドイツ:俺も赤だ。あとは…?
南イタリア:げっ、よりによってこのじゃがいも野郎と同じかよ!
スペイン:あーロマーノや。よかったわーロマーノもいるならなんとかなるわー。
中国:お喋りはそこまでにするよろし。…智将は誰あるか?
スペイン:あ、俺、俺俺ー。ってなわけで襲撃は全部俺がやったほうがええよな?ええんよな?
南イタリア:お前が智将とか…似合わねえ…。


【黄】
イギリス:く…くく、俺のスパイ能力をなめるんじゃないぞ。というわけで俺が占い師だ。他の何の才もない一般国はどこだ?
フランス:一般国って…なあ…。料理の才もセンスもない国に言われたくないぞ。
アメリカ:とりあえずさっさとイギリスを告発しようか。もぐもぐ。
オーストリア:何初っ端から仲間割れしているんですか!


【青】
フィンランド:…これ絶対くじ偏ってますよね…。
シーランド:そうですね!でもパパたちと一緒でシー君は安心です!
スウェーデン:んだ。
イタリア:ヴェー…なんか、俺だけ仲間はずれっぽいのは、気のせいかなー。ドイツは何色同盟なんだろう…。




【第一ターン(1日目)】【以後同盟間囁きには記号がつきます】
ドイツ:……とりあえず、だ。何を話し合うべきだ?
オーストリア:………話し合うべきこと…全体ではあまりなさそうな気がしますね。


韓国:『人狼』ってゲームを知ってる人は多分ここで滅茶苦茶違和感あると思うけど、仕方がないんだぜ。
韓国:全ての役職は出てきたら処刑されるのがオチ。だからこのゲームで『CO』(自分の所属同盟を明かすこと)は殆どないんだぜ。
韓国:通常の『人狼輪廻』では初日はコミットする(全員の同意の下にゲーム内時間を先に進める)ことが多いんだぜ。また、占い先はちゃんと絞る人もいるけど、適当でもいいんだぜ。


イタリア:ヴェー、じゃあ俺パスタ食べたいなー。
ドイツ:またかイタリア!
アメリカ:パスタはないけどハンバーガーならいっぱい持ってきたぞ!食べるか?
日本:…実は、お昼ご飯を食べ損ねているので1つ貰っていいですか。


イギリス:『くっそあいつらお気楽だな…こちとら占い先を考えないといけないってのに』
フランス:『まあどこでもいいんじゃないか?』
イギリス:『じゃあお前は何処がいいと思ってるんだ』
フランス:『そうだなあ、とりあえずドイツにするか』
イギリス:『ドイツ?まあいいけど』


【第一ターン終了】
【黄】
イギリス:くくく……ドイツめ、俺の占い能力を見ろ!
【イギリス は ドイツ を占った】【ドイツ は 赤同盟のようだ】
【第二ターン(2日目)】
イギリス:『おっしヒット!!流石俺だな!完璧すぎる!』
フランス:『ちょっと待て、ドイツ占おうって言ったの俺だろ?』
イギリス:『ふはははは知らねぇなあ』


スペイン:このターンから投票、やんな?
スイス:そのようである。
アメリカ:もぐもぐ、よし、ごちそうさま!食べ終わったところで朗報だ!ドイツは赤同盟!間違いないよ!
フィンランド:え、ええ?それ本当ですか?アメリカさん…。
アメリカ:ああ、勿論だとも!だって――。


イギリス:『バカ!!もう黙れ!!お前が黄同盟のメンバーだってバレたじゃないか!投票されるぞ!!』


韓国:占い先とその結果の発表とかしちゃったら、アウトなんだぜー。勿論、ブラフ(嘘)である可能性だってあるんだが、今回は…。


ドイツ:『……すまない。初っ端からバレたようだ』
中国:『気にしないある。我らにも美国が黄同盟だという情報が手に入ったある』
スペイン:『んー、どないしよか。こうなったらもうアメリカは襲撃せんほうがええなあ。放っておいても投票で追放できそうやし』
南イタリア:『珍しくまともなこと言うじゃねーか。そうだな、他…他考えるか。俺たち赤同盟にとって脅威なのは…』
ドイツ:『赤同盟を見破れる、黄同盟の占ができる国1国、数が多くて投票比重の恩恵がある緑同盟の国だな』


韓国:まだ歴史が浅いゲームだから確立したセオリーはないんだぜ。でも、最後にサシで互いに投票し合ったとき、投票比重の大きい同盟が生き残っていると負けてしまうから投票比重の大きい緑、赤同盟は序盤から潰しに行くのがベターだと(うp主は)思うんだぜ。


日本:『…どう、思いますか』
ロシア:『どうって?アメリカ君が嘘ついてるかもしれないってこと?それはないと思うなー』
カナダ:『僕もそう思うよ…。アメリカは結構単純だから。多分ドイツを追放するの皆手伝ってくれーってノリで喋っちゃったんじゃないかな……』
スイス:『なんにせよ有難いことである。我輩たちには情報が殆どないのだからな。…さて、どちらを追放する』
プロイセン:『あー…提案。このままドイツかアメリカに票突っ込むのはアリだと思うが、どうせ他の同盟も突っ込むはずだ。だったら俺らまで入れる必要はないんじゃないか』
カナダ:『それもそうだね。じゃあ、どうしようか…』
プロイセン:『さっき考えたんだが、探り投票を入れるってのはどうだ。例えば、そこのメシマズイギリスに俺様とカナダが「黄同盟」として2票、日本が「青同盟」として1票入れる。投票結果を見て、2票入ってればイギリスは黄同盟、1票なら青同盟、0票なら赤同盟ってわかる……んじゃないか?』
ロシア:『んー?待って。確か…えーっと、ルールによると、有効票の票数だけが公開される、って書いてあるから、例えば他の同盟が同じようにイギリスに票入れたらわからないんじゃないかなあ?』
プロイセン:『うっ…た、確かに』


韓国:その通り、ではあるんだけどこれは結構有効な、というか主流の戦略なんだぜ。


イタリア:『どうしようかー…』
シーランド:『あのイギリスの野郎を追放したいのです!さっきからずっとシー君を睨んできて怖いのですよ!』
フィンランド:『僕は…イギリスよりロシア…かなあ…なんとなく威圧感が…さっきから…』
スウェーデン:『……ん、ならこうだ』
フィンランド:『え?…ええ?スーさんそれ本気ですかぁ?』
スウェーデン:『んだ』


【第二ターン終了】
【緑】
日本 は ドイツ に 赤同盟 として投票した
ロシア は ドイツ に 赤同盟 として投票した
カナダ は イギリス に 黄同盟 として投票した
スイス は イギリス に 黄同盟 として投票した
プロイセン は イギリス に 青同盟 として投票した


【赤】
中国 は アメリカ に 黄同盟 として投票した
南イタリア は アメリカ に 黄同盟 として投票した
ドイツ は アメリカ に 黄同盟 として投票した
スペイン は アメリカ に 黄同盟 として投票した


【黄】
イギリス は ドイツ に 赤同盟 として投票した
オーストリア は ドイツ に 赤同盟 として投票した
アメリカ は ドイツ に 赤同盟 として投票した
フランス は ドイツ に 赤同盟 として投票した


【青】
フィンランド は ロシア に赤同盟として投票した
スウェーデン は ロシア に赤同盟として投票した
シーランド は ロシア に黄同盟として投票した
イタリア は ロシア に赤同盟として投票した


【投票結果】
ドイツ に 6票が投じられた(2*1.2+4*1.0)
イギリス に 2票が投じられた(2*1.2)
アメリカ に 4票が投じられた(4*1.1)


【投票の結果、ドイツ が追放された】


【黄】
イギリス:くくく……ロシアめ、俺の占い能力を見ろ!
【イギリス は ロシア を占った】【ロシア は赤同盟ではないようだ】

【緑】
プロイセン:1人フィンランド守護、楽しすぎるぜー!
プロイセンフィンランド を守護している】

【赤】
スペイン:ごめんなーイタちゃんちょっと出ていってくれなー。
【スペイン は イタリア を襲撃した】
【イタリア が襲撃された】【イタリア は 青同盟だったようだ】


【第三ターン(3日目)】